【就活生・内定者・若手社員必見!】年収1000万円を入社5年以内に目指すための7つの必要なこと
★こんな人におすすめ★
・これから企業を選ぶ就活生
・入社3年目くらいまでの若手社員の方
入社直後からスタートダッシュをかけ、年収を倍増させるテクニックを紹介します。
「成果を出せば認められる+給与水準が高い企業」を選択する
すでに入社されている方は読み飛ばしてもOKです。
まず、大前提として、ガチガチの年功序列型企業はNGです。
特定のポストに就くためには「○年の経験が必須」と明文化されていたら短期での昇進は絶望的でしょう。
さらに、不文律として社内にそのような考え方が定着していることもあります。
このあたりは、実際に社員から聞かないと分からないので、必ず入社前にインタビューをすることをお勧めします。
日系企業は圧倒的に年功序列型が多いです。
制度としての年功序列型人員配置というよりかは、根本的な意識として、
年長者を重んじる、経験年数を大切にする、という考え方は広く根付いていますので、
一見成果主義的に見えても、年功序列的発想が同居している場合が多くあります。
このあたりは、実際に企業の内部に入らないとわかりづらい部分ではあります。
一つの基準としては日経企業なのか、外資系なのか。
設立の経緯や資本関係から読み解く方法もあるでしょう。
日系か外資か。創業年数や社内制度の確認だけでなく、社員に会って聞いてみる。
企業内で昇進するために必要な要件を明確にする
これも入社前にやっておきたいことですが、
どのような人が昇進しているのかを明確にしておくことが必要です。
その会社の中でどのポストに就けば目標金額を達成できるのか も同時に分かってくるはずです。
例
社内政治の感覚に優れてた人が昇進する
生え抜き社員(プロパー)が昇進しやすい
営業成績が重視される
スキル偏重の傾向がある
嫌われない人が昇進する(360°評価などの影響)
実際には若手社員が「こんな人が昇進している」と思っていることを聞くのもよいですし、
目指すポストについている人にインタビューすることで分かることもあります。
ある程度、イメージが湧いたらさらに具体化していきましょう。
例えば、
スキル偏重の傾向がある⇒ロジカルシンキングが必須。
ロジカルと判断される基準は
「構造化して話せているかどうか」「論理の飛躍がないか」「定量化できているかどうか」 ・・・など。
わかる範囲で具体化しておきましょう。
昇進する人のイメージを作ったら、わかる範囲で具体化する
目の前の仕事を高速で習得する
目の前の仕事を人の数倍の速度で習得するように心がけましょう。
通常3か月といわれたら1.5か月での習得を目指しましょう。
基本的に他の人と同じことをしていたら、昇進速度も同じになるわけですから
いかに速度と内容で差別化するかは最も重要なテーマです。
高速で習得するには、下記の3つが必要です。
予習・復習を徹底すること
学生をしたことがあるならば、当たり前のことかとは思いますが、予習と復習を徹底しましょう。
業務にあたるまえに、概要を把握してから業務に取り組むべきですし、
業務後に概要を復習しわからない部分を整理することが必要です。
質問を徹底すること
分からないことは質問しましょう。
一番の問題は、何を質問したらいいかわからない という状況になったときに、質問しないことです。
何を質問したらいいかわからない という状況は理解できていない状況そのものですので、
そもそも予復習が不足している可能性が高いです。
書籍やインタビューなどによるインプットを増やすこと
基本的にそのジャンルの書籍はすべて読む、くらいの気持ちでいれば、自信もつきますし、
インプット量で負けることはありません。
あくまで業務を習得することが優先なので、業務に関わる部分のみを読みましょう。
ここで注意点です
先輩社員は自分と同じようなキャリアを踏ませようと無意識に思っている。
その人に言うとおりにすれば、その人のような人材に近づくということを認識しよう
3年以内に年収を2倍にしようと思ったら、通常の昇進速度では困難な企業が多いでしょう。
そもそも、3年で年収を2倍にするには24%の昇給を3回しなければなりません。
昇給率の高い業界でも20%を割る企業が大半ですから、先輩のいうことも、
大概は高速で昇進するルートとはかけ離れています。
社内に圧倒的なスピードで昇進している人がいれば、従えばいいですし、
いなければ、外部に求めるのもありです。
ただ、人間は無意識に自分と同じようなキャリアパスを歩ませようとしてしまう・・・
という傾向があることは押させておいたほうが良いです。
必要なことを見定めて、「当たり前のこと」を圧倒的なボリュームで実施する
目の前の仕事に割く力は7割
目の前の仕事に全力を尽くそう!というスローガンをよく見ますが、
それは目の前のことに対して努力できない人に対してのメッセージであり、
当たり前のように努力ができる人なのであれば、次のステップを目指すべきです。
目の前のことを極めたとしても、次のステップでは不要になっていることも多くあります。
ですから7割くらいの力で挑んでおき、
3割の力は次のステップに進むための原動力にあてましょう。
例えば、鮨の見習いが皿洗いから始めたとします。
皿洗いに全力を尽くしたら鮨を握る力が付くでしょうか?
つかないです
余力を残して次のステップの予習に時間を当てたほうが効率的にステップアップできます。
あえて目の前のことに埋没しない
次のステージを意識して仕事する
すべての仕事は次のキャリアステップでの目線をもって行うようにしましょう。
コンサルの世界ではよく、
「2つ上のポジションを想定して仕事をしろ」と言われます。
例えば、資料を作る場合も、言われことをやるのではなく、
指示者の立場に立って、どのような意図で依頼したのか、
を考えて進めるようにします。
そうすると、自分だったらどんな指示の仕方をしただろうか、
指示者の立場になったらどのような振る舞いをするだろうか
と予習することができます。
こうすることで、指示する側に立った時に素早く対応できるだけでなく、
指示者の意図に寄り添った仕事が可能にあり、品質を向上することが可能です。
常に先取りして考える。先取りしていない人に次のポストは与えられない。
自分の糧になる仕事を進んでとりにいく
仕事の中には自分が将来的に目指すポジションを得るにあたって、寄与度の高いものと低いものがあるのは明白です。
寄与度の高いものを中心にすることで、成長速度を高めることができます。
寄与度の低いものは何気なく断り、寄与度の高いものは調整して奪いに行く姿勢が必要です。
どんな仕事も必ず将来の役に立つ
ということを言う人がいます。
その通りです。どんな仕事も役に立つんです。
ただ、昇進への寄与度が違うんですよ
上司としては、または会社としては
目の前の仕事に打ち込んでもらわないと困るから
「どんな仕事でも将来の役に立つ」というのです。
あなたが最短で昇進することを望んでいるわけではないのです
自分が得たいポストを得るために寄与する度合いの高い仕事を選別し、取りに行かないと無駄が出る
的確なアピールをする
仕事が形になってきたら、あとはアピール能力が問われます。
良い成果を出していても、アピールをしないと、順序通りの昇進しか回ってこないことが多いです。
ストーリーを作成する
昇進が決まるまでのストーリーを描きます。
頭の中で社内の様子を思い浮かべてあなたの昇進が決まるその瞬間までのストーリーを
思い浮かべてみます。まずはこのストーリーを思い浮かべる癖をつけることが大切です。
ストーリーを描くうえで重要なポイントは次の3つです。
決裁権者をおさえる
自分の昇進を決める権利のある人を探し、アピールしましょう。
昇進の決裁がどのように進むのか、業務の流れを社員の方から何気なく聞き出しましょう。
事前に合意する
決裁権を持つ人とはできるだけ事前に合意しておくようにします。
このような条件がそろったら昇進させてくださいね と合意しておきます。
組織規模が大きくなると不公平感を理由にやりづらくなりますが、
小規模組織では案外簡単に合意できることもあります。
抵抗勢力を想定する
あなたが昇進すればそれを快く思わない人が必ず出現します。
自分よりも短期間で昇進する姿を見て不快になる人は動機だけでなく、
上司の中にも存在することを忘れてはなりません。
抵抗勢力はあらかじめ想定し、ある程度
ファクトを意図的に作り出す
人の評価は印象や雰囲気、成績など様々な情報を用いて決められますが、それらのすべての根源は事実(ファクト)です。
お客様転倒した時に真っ先に声をかけた⇒行動力がある・イレギュラー対応が得意
これを逆算して、昇進要件をしめすファクトを意図的に用意します。
【要件】クライアント企業の期待値をコントロールできる
⇒ クライアント企業とのミーティングで最終成果物の品質を主体的に示し、調整までを完了する
これらは事前にファクトの例を想定しておくと、ファクトを作れるシーンを逃さずに済みます。
最後に・・・最短で昇進しようとすることは組織方針と一致しないこともある
最短で昇進した場合、周囲の人間に認知的不協和を与えることは事実です。
先輩社員は自分より短い期間で昇進したあなたに不快感を感じるかもしれませんし、
同期も自分の能力不足を感じるかもしれません。
短期間で昇進したあなたは、将来会社を牽引するリーダーとしての価値が高まる一方で
会社全体のモチベーションのバランスを破壊するバランスブレイカーとなりうる可能性もあるのです。
実力主義的な文脈の中では象徴として肯定的に捉えられるかもしれませんが、
多くの人が優秀ではない普通の人である企業の中においては、不和の象徴ともなりかねません。
このあたりのバランス感を意識しながら、見せ方の工夫は必要になってきます
例えば
謙虚にみせる工夫(役職関係なく、周囲を敬う)
適度な謙遜
などは必要でしょう。
決して楽な戦いではないと思いますが、少なくともこのページを読んでくださっている方は
向上心に溢れ、実力も高い方であるかと存じます。
活躍をお祈りしております!