【若手社員必見】不安を取り払え!会社での評価に一喜一憂しないためのマインドの持ち方
企業で勤務する人にとって会社からの評価はとても気になるものであると言えるでしょう。
特に若手の社員の方が困惑しやすい、評価との付き合い方についてポイントを話していこうと思います。
会社から受ける評価
その時々の賃金そして送信にも関わる重要な指標であるといえます。
しかし、企業から自分に対する評価と言うものはあくまでも企業の成長戦略に基づいて設計された評価制度によって下されるものです。これが自分の人生の質を定義するものいないと言う事は明白です。
にもかかわらず評価を下されるとそれがすべてのような気がしてしまうのは誰もが当てはまることなのかもしれません。企業で働き始める前にも、学校社会において成績と言うものは、家庭の中でも話題にされ、あたかもその人の人間的価値そのものであるように感じてしまう機会は多かったことでしょう。
ですが、社会人として自立して生きている以上、会社からの評価を自分の人生の評価に置き換えてしまうような事は避けるべきです。自分は自分に対して何を求めていてどのようなことを評価するのかと言う自分なりの評価軸を持ちたいものです。
自分なりの評価軸を持つとは
自分なりの評価軸を持つとはどういうことでしょうか。
今回はスキルと意思と言う2つの観点から自分への評価軸を設定してみたいと思います。
スキル
自分を評価する上での評価項目の設定はそもそもキャリア設計が十分になされていないと難しいのかもしれません。現在勤めている会社で、そしてその年齢の時にどのような力をつけなければならないのか、ということを明確にするには、将来的にどのようなポジションで働きたいのか人生を通じて何を成し遂げたいのかを明確にしておかなくてはなりません。
仮にこれさえ決まってしまえばその時に必要な事は明確になります。
私がコンサルタントとして勤務を開始したときには、コンサルとして勤務する3年間で基本的なスキルを身に付け営業からコンサルとしてのサービス提供で満足を得て次の案件につなげるということを可能な限り1人で実行できるようにするということを目的としていました。これが3年間で私が最も重視した評価軸です。
もちろん会社は私に、会社の評価軸として評価をし、フィードバックを受けてきました。もちろん会社の中で昇進するには会社の評価軸の中でそれを見いだされ、認められることが必要です。ですが自分のキャリアの中で何が重要なのかという評価軸は必ずしも一致しません。もちろん昇進する事は給与の上昇にもつながりますし、自らの評価軸でも成功する上でも必要な項目ですから無視するわけではありませんが、会社の評価軸のみに頼らず自ら評価軸を持っていると一喜一憂せずに冷静に自分を見つめることができます。
意思
次に自分の意志の持ち方についても評価軸です。会社が求める従業員像とは、会社の利益創出に貢献する人材像です。ですが自分の評価軸における意思の持ち方とは、究極的には自分が人生の中でどのような姿勢を貫いていきたいのかと言う個が持つ倫理観に近いような考え方になります。私の場合、自分が筋が通せる「かっこいいと思うこと」に関しては、進んで損をとっていくことができるということを重視しています。目先の損得を超えて自分なりに納得のできる生き方をしていきたいと言う考えです。これが自分に対する評価軸です。会社の利益創出とはかけ離れた結果となる場合があります。
しかし一企業に属する従業員なのであれば、会社の求める人材像に呼応し、その要件を満たしつつも自らの評価軸に基づく意思の通し方と言う部分をバランスよくやっていく必要があります。この点が企業に属することの難しさであるといえます。
最後に
こうしてスキルといる両面から自分の評価軸を持つことができるようになると会社からの評価軸と言うのは1つの観点に過ぎないと言うように冷静に考えることができるようになります。
会社からの評価と自分なりの評価と言う2つの評価を持つことによって混乱すると言う面があるのかもしれませんが、会社からの評価だけを信じて混乱したり一喜一憂したりするデメリットや、自分からの評価のみで生きていくために独立起業するその苦労から考えたら、2つの評価軸を併せ持って自らの冷静を保っていく事はさほど難しいことでは無いのかもしれません。
ぜひとも皆さんも自分なりの評価軸を持って仕事に臨んでみてください。