経験談から語る、進路を大幅に変えるときの意思決定の不安とどのように戦うか

経験談から語る、進路を大幅に変えるときの意思決定の不安とどのように戦うか

人生の中では様々な意思決定のシーンがあります。その中でも、進学や就職、転職のシーンでの意思決定は非常に大きな転機といえます。

 

進学校から大学への進学

職業訓練校からその職種への就職という

一般的なルートに進む場合にはある程度情報も溢れており、

その先に進んだ際のイメージも湧きやすいですよね。

 

しかし、人生の中には全く違う方向の進路に進まなけれならないときがあります。

例えば、

野球に打ち込んできたけれど一般企業への就職を選んだ

デザインの勉強をしてきたけれど、全く関係ない企業に就職しようと思っている。

介護士をしてきたけれど、プログラマーに転職したいと思っている

など様々な転機を迎える人はいらっしゃるかと思います。

私も、理系⇒音楽⇒MBA⇒コンサル⇒事業立ち上げ  と何度か急ハンドルを切ってきました。

今回は少しでもお役に立てればと思い、

違う分野へ羽ばたくためのポイントをお伝えしたいと思います。

 

まず、動機を整理する

今回、全く違う領域に進まなければならなくなったのには何か理由があるのではないでしょうか。

  • もっと大きな収入が必要になった
  • 新しくやってみたいことができた

など、様々な動機があるかとは思います。

どのような動機でも良いのですが、自分の中でまず動機は明確にしておきたいですよね。

一つではない場合もあるのではないかと思います。

 

不安に襲われること間違いなし!

はい、必ず不安になります。どんなに強烈な動機があったとしても

大きな進路転換を図るのだとしたら確実に不安になります。

 

多くの人は

不安だから・・・

と躊躇してアクションをやめてしまうのです。

 

ここで見落としていることが一つあるのですが、

今やっていることを続けていくことが大きな失敗につながっている可能性もあるということです。

つまり、進路転換を図らないことにもリスクをはらんでいて、

何もアクションしないこと自体も不安に思うべきなのです。

 

どうしても、現状維持の方を選択してしまいがちなのは人の常と心得て

進路転換を図ることと現状維持の双方の価値をしっかり天秤にかけてみることが大事です。

案外、進路転換はマイナスでないことが多いですよ。

 

私は東京藝術大学を卒業した後、一橋大学のMBAに進学したのですが、

正直かなり怖かったですね。

ただ、そのまま音楽だけを続けていったときの自分の人材価値って

全然高まらないし、生活していけるイメージがわかなかったのです。

これ自体が大きなリスクですよね。

ということで、大きく進路転換を図ることにしたのです。

 

情報収集をしていくと進路転換の不安は和らぐ

不安の正体は実態が見えないことです。

 

オバケは正体がよくわからないから怖いのです。

実態が見えて被害の内容が見えたら対策が簡単にできてしまって

害虫レベルの存在になっているはずです 笑

 

幸い誰も全くやったことがないことを始めるというようなシーンは

ほとんどありません。

起業をする場合でも類似サービスがない場合はほぼ考えられません

ですので、基本的にちゃんとしたリサーチをすれば、

情報は集まってきて進路のイメージは湧くはずなのです。

そうすれば、不安は減少しますよ

 

徹底的にリサーチをすれば不安は減る!

 

情報収集は足を使って対面でしたほうがいい

インターネットで情報収集してもかなりの情報が仕入れられるのですが

自分が進む先の世界の人に会ってみるのはやはり有効です。

 

何を質問しよう?とかそういうのも大事なのですが、

話し方や表情、衣服などから読みとれることも非常に大きいです。

 

正直いって言語で語れる部分なんてインターネットで済んでしまうのですよ。

でも、その人の持つ雰囲気とかってなかなかわからない。

これがすごく価値があるのです。

 

自分が進もうとしている世界の人が目の下に熊のあるオッサンだったら

それはもうやめたほうがいい 笑

でもイキイキしていて、ちょっと知的、たんか楽しそう とかわかったら

こんな風になれるのか とワクワクしますよね

 

私も何人かMBA進学の時にMBAホルダーの方を紹介いただいたのですが、

何かすごく楽しそうでワクワクしながら働いているということに気づいたのです。

口ではMBAが役に立つ部分は限定的・・・などかなり冷静なコメントばかりだったのですが、

その人の持つ雰囲気が抜群によかったのです。

 

自分の目で見る情報は非常にリッチ。雰囲気は非常に有益な情報

 

まとめ

そんなわけで今回は進路選択のお話でした。

すでに、このような記事を読んでいただいている時点で

非常に向上心に溢れたお方である存じています。

きっとどんな進路選択をしてもきっとうまくいくはずです。

  • 必ず不安になるので、不安になることに驚かない
  • 不安を和らげるためには情報収集をする
  • 足を使って人に会い、雰囲気をさぐる

皆さんの活躍を心より祈念しております!!