「音大生だから仕方ない」では済まされない音大生の弱い部分3点

「音大生だから仕方ない」では済まされない音大生の弱い部分3点

音大生だから、こういうのは苦手・・・という部分って結構あるのだと思いますが、代表的な部分について議論したいと思います。

苦手でも活動に支障をきたさない部分は良いのですが、活動に悪影響を与える部分が実は多くあるので注意が必要です。

音大生が苦手な3つのこと

音大生が苦手でだとされる部分の中で特に致命的な3つの部分を挙げます

①数字で考えられない

物事を数字で考えることが苦手な人が多いです。これはかなり致命的。ですが、数字で考えるのが苦手という方はかなり多いように感じます。

ファンが何人いたら自分は音楽で生計を立てることができるのだろう

であったり、

そもそも自分はどのくらいの時間をかけたらどのくらいの長さの楽曲を習得できるのだろうか

といった音楽を継続していくための必須事項に数値的感覚が必要だからです。

②ITがダメ。パソコンが使えない

パソコンや機械はクラシック音楽とはかけ離れているので苦手。という方が多いです。

しかし、もはやIT技術なしで自己プロデュースすることは限りなく困難ですし、

パソコンがないとチケットやプログラム、宣伝用WEBサイトも作れません。

③言葉で説明する能力が低い

音楽で思いを伝えているので言葉で伝えるのが苦手なんです・・・

もっともらしい理屈を述べていますが、音楽の内容は確かに言葉で伝えにくいかもしれませんが、

日常的な会話や仕事での会話ではそれほど複雑な内容は取り扱っていないはずなので容易に言語化が可能なはずです。

 

活躍している人は上記3点を苦にしていない場合が多い

「音大生が」という書き方をしており、「音楽家」と書いていないのは、

音楽でメシを食えている人々は、上記3点を苦にしていない場合が多いからです。

 

音大生だから仕方ない とあきらめるのは ただ逃げているだけです。

どれも訓練すれば容易に改善できる

正直言ってどれもそれほど複雑なことではありません。

少なくとも多くの方が専攻楽器で取り組んできた時間や労力と比較したら

大したことではないはずです。

 

音楽活動を続けていくためのスキルは演奏能力とは異なる部分にも多く存在します。

少しずつでも改善を図っていけるようにしましょう。