クラシック音楽の道で食べていける人の3つの特徴
こんにちは、ニワです。
これまで300人以上の音楽家の方と対話してきた中で音楽の道で食べている人には共通の特徴があることがわかりました。
演奏面の向上に関しては多くの方がすでに意識していることとは思いますが、
それ以外にも演奏活動を続けていくうえで必要なことはあります。
ここでは代表的なものを3点紹介します。
1.計数感覚が優れている
ここが一番大切なポイントです
成功している方は 何でどのくらい稼ぐのか それにはどのくらいの人数が必要なのか について敏感です。
30人の生徒から1万円ずつレッスン代をもらえれば、30万円の収入になる。
1000枚のチラシを配布したら1人の生徒を獲得できた。 ならば、30,000枚のチラシ配布が必要だ・・・
のように数値で考えられます。
計数感覚なしに音楽活動をしていると
どうしたらコンサートを黒字化できるか
いつまでに独立できるか
など目途が立たなくなってしまいます。
数字で考えることを日ごろから意識してみるといいですね。
2.多動である
人脈を広げ、多くの人と会い、仕事の依頼を取りにいき、時に仕事を作り出します。
成功されている方の多くはコンサートやイベントの企画者である場合が多いです。
とにかくいろいろな活動をしてみることが大切です。
その中で自分の認知度もあがってきますし、
自分が本当に得意なことも見えてくるでしょう
3.業界外の人とのネットワークが広い
稼げない音楽家の多くは付き合う相手が音楽家である場合が多いです。
稼いでいる音楽家は音楽業界以外の人と積極的に会い、人脈を広げています。
ファンが増えない限り、音楽家の仕事は成り立ちません。
フェイスブックの友達数を増やす、ツイッターのフォロワーを増やすことも
一つですが、本当に信頼して協力してくれる人を増やしていくことが大切です。
演奏能力や指導力については品質の定義があいまいになりがちですので、あえて触れていません。
何より、演奏品質がどうでもいい・・・という方は少ないと思いますので、
上記3点にも意識を向けていただけたらと思っております。