あなたが夢を持てない3つの理由。誰もが持てるはずの夢を持てるようにするための考え方
1、学習性無力感
子供の頃は誰もが夢を持っていたはずです。例えばお花屋さんになりたい、またはお医者さんになりたい、宇宙飛行士になりたい、など様々な夢を持っていたのではないでしょうか。しかし大人になるにつれてその夢を叶えるためには様々な困難や苦労そして運の要素も絡んでくることを知り、いつの間にか人々は夢を語らなくなるものです。やってみたいと思ったけれどうまくいかなかったと言う経験が何度も何度も積み重なっていくと夢を見ることに臆病になってしまうものです。
しかし、これは夢を失ってしまったわけでは無いはずです。心の中には何かしらこれをやってみたい、あれをやってみたいと思っている事はあるはずなのです。しかしそれを考えないようにすることが習慣化されてしまっているのです。
この状態を脱するには、まず自分が学習性無力感によって夢を見ない癖がついていると言うふうに考えて、心の声によく耳を傾けることが大切です。
2.夢を持つことにストレスを感じてしまうから
夢を持ち始めると夢と現実とのギャップをまざまざと感じさせられることになります。このギャップがストレスに感じてしまうと言う人がいるのです。そしてストレスから逃れるために、妥協して夢を持つことをやめていってしまうと言う人がいます。これは非常に残念なことです。
このようにならないようにするには、まず「理想と現実とのギャップは常に存在するものだ」というふうに考えるようにすることが重要です。なぜなら、現実が理想に近づけば近づくほど、理想もまた成長して遠く離れていくからです。徐々に理想と現実とのギャップが小さくなっていきやがて理想に到達するという事は考えにくいものです。理想は常に逃げていき、現実もまた理想に少しずつ近づこうとしていく、このいたちごっこは永遠に続いていくのです。
ですから、理想と現実のギャップをストレスと感じていると、一生ストレスは消えないと言うことになってしまいます。またはそのストレスをなくそうとして理想捨ててしまうと言うことになるのです。ですから理想には一生追いつけない、それでも理想を夢見て近づいていこうとする、少しずつでも近づこうと努力すると言う意識だけを持ち生活していくことが良いのです。これがストレスのない夢の持ち方であると言えるでしょう。
3.夢を実現する方法が思い付かないからすぐにあきらめてしまう
夢と言うものはすべての人にとってまだ到達したことのない目標である場合が多いわけです。ですからそこに到達するまでの道のりと言うものは、想像がつかない、やり方がわからない、と言う場合があります。やり方がわからないのだから、やめてしまおう、このような発想になってしまう場合も少なくありません。
では、夢を実現する方法を考えられる人は何が違うのでしょうか。これには3つのポイントがあるといえます。
1つは自分は必ず夢が実現できるというふうに自信を持てると言うこと。
2つ目は抽象的なレベルでプロセスを設計できること。
3つ目は不足している情報を自ら収集できること。
この3つが挙げられます。特に2つ目の抽象的なレベルでプロセスを設計できるという技術に関しては、自主的に企画をしたり、人に言われるのでなく自分で何かを考えたりすることができる人にとっては自然なことかもしれません。「大雑把に言ったらこれとこれとこれをしたら実現できそうだよね」と言うイメージを持てるようにするには、ある程度自ら動くと言う経験をしていないと難しいことかもしれません。
夢が持てない人が夢を持てるようにするには
現在夢を持てていない人が夢を持てるようにするには、まず、実現可能性は無視して本当に自分がやりたいことを書き出してみるのが良いでしょう。書き出そうとしてもすぐには書き出せないかもしれませんですので、普段から暇なときに考えて思いついた時に手帳にメモする位の余裕があっても良いかもしれませんね。そしてメモが溜まってきたら、実現できると言う前提のもとに一つ一つについて考えていきます。この時にできない理由を考えないように気をつけてください。
そしてその夢を実現するためのステップを少しずつ考えていきましょう。そしてその夢を定期的に見直すようにしましょう。これを続けていくと自然と夢に近づいていきます。
私は28歳のときに35歳までに実現したい5つの夢をあげていますが31歳の現在そのうちの4つを実現しています。そして残りの1つに関してもほぼ実現の見通しが立ってきています。夢を常に考えていると自然とチャンスが巡ってきて夢に近づいてい行くことを実感しています。