【音大生の就活】音楽大学・音楽専門学校の学生が就活において気を付けるべき4つのポイントと対策

【音大生の就活】音楽大学・音楽専門学校の学生が就活において気を付けるべき4つのポイントと対策

音大生が就職するときに気を付けるべきことを紹介します。

現在の音大の就活環境は決して良い状況とは言えませんが、

やり方を工夫するだけで問題なく就職できますので

おくせずにトライしてみましょう

 

1.音大は一般大学と比べて就活情報が少ない

一般の大学と比べて圧倒的に情報が少ないのは事実です。

ただ、なんとなく学校に通っているだけでは入ってくる情報も限られます。

音楽大学のメインミッションは演奏家の輩出ですから、

就活をする学生の支援はどうしても二の次になりがちです。

キャリア支援課の方はそれぞれ工夫して支援を考えてくださっていますが、

そもそも、就活や卒業後の進路に関するイベントを積極的にやるには

予算が少なすぎてやれることは限られているのです。

 

しかし、就職活動は他校の学生というライバルがいます。

当然情報を持っている学生のほうが上手く立ち回ることができます。

つまり圧倒的に不利な状況立ち位置で戦うことになります。

 

2.卒業後に音楽活動で生計を立てるのは困難

音大の中で数百人に一人レベルの演奏能力があったとしても、

卒業直後から演奏で生計を立てるのは限りなく困難です。

なんとなく活動をできているように見える人でも、

実家からの支援があったり、実家からの経済的支援があったり、

親から生徒や指導ポストを譲ってもらったりしている方が多いのです。

何も支援なしに、経済的にいきなり自立するのはかなり難易度が高いです。

 

3.音楽活動を継続するにはお金が必要

まともに音楽能力を伸ばしながら、社会人として活動をしていくとなると

20万円近いコストが月当たりに発生してきます。(家賃・光熱費・レッスン・楽譜など)

これをいきなり演奏活動のみで賄うには相当な努力が必要になります。

 

4.就活は音楽をやめるということではない

就職をすることは音楽活動をやめるということとは関係がありません。

続ける意思があれば続けられますし、やめたければやめてもよいのです。

副業OKや演奏活動に理解のある企業もあるので探してみましょう。

 

音大を就職しないで卒業するといよいよレールがなくなる

音大を卒業したら当面はフリーランス、先輩も大丈夫って言ってたし、しばらくはアルバイトで・・・

というのは破滅パターンです。

音大に入るまでの人生はレールがありました。

やることが明確で、それを一生懸命やっていれば道が開けました。

しかし、音大を卒業した後、フリーランスでやっていくのならば、

自分でやることを決め、自分で成果を創出し、ダメなら改善し・・・と

全て自分で考えて行動しなければなりません。

誰も責任を取ってくれないのです。

 

世の中の多くの人は人に言われたことを一生懸命実行することで、

生きていっています。自分で将来を設計しやることをきめて動いている人はごく少数です。

卒業後いきなりフリーランスになるということは、

その少数になって、生き残っていく、

道のないところに道を作る覚悟のある人でないと生き残れません。

強い覚悟がない場合や、自信がない人は

まず企業に入って力をつけましょう。

修行してから独立しても遅くないですよ。

(自信のある人はフリーランスで頑張りましょう)

とはいえ就活ってそんなに難しくないはず

就活というと企業説明会にいったり、業界研究をしたり、やることが満載な気もしますが

要点を絞って的確に活動すれば、そんなに複雑なものでもないのです。

 

私は音大卒業後に、一橋大学の大学院にいっていたので、

音大生としての就活はしていないのですが、

周囲の人から様々な苦労は聞いていました。

 

就活をシンプルに、かつ音大生に不足しがちな情報

まとめて提供し、就職までをサポートする活動を

「ストリーデ」

というサービスでやっていますので、

よかったら見に来て下さいませ。

 

↓音大生・就職支援サイト